2016年5月19日木曜日

歌ってみたのMix依頼を再開します。



どうも、ショウタロウです。
気がつくと1年以上ここを放置していました。
すっかりWatch The Music Tokyoの人の印象を持たれてしまっている感じもしますが、
いろんな依頼もようやくメドが立ったので、Mixの依頼受付を再開したいと思い、
ここを再び拠点にしてみました。

前々から切り替えていこうと思っていたのですが、Mixに関しては今後は有償化します。
今まで通り「無償で初心者を助ける」というのも考えたのですが、
やはりそれには個人的なリソースの限界があるのと、
無償で作られた成果物に対して、雑な扱いをされることもしばしばあり、
ちょっと釈然としない思いをしたり、というのがあります。

もちろん、有償化することで
「依頼に対しての自らの責任感を増やして向き合いたい」という思いも強くあります。
「誰彼構わずお手伝いします」という今までの形から、
「本気でクオリティを求めたい人、やる気を形にしたい人と付き合っていきたい」
への心境の変化だと思ってください。
※僕の方から「混ぜさせてくださいよ」とお願いするケースもあると思いますが、
その場合はノーコストでやらせてくださいね?


とはいえ、今まで通り初心者を支援したい、という思いは強く持っています。
なので高校生まではソロ投稿に関して半額で請け負わせてもらいます。
あと、頭出しとか、インターフェースがないとか、そういうのも気にしなくていいです。
預けていただいた音源で最善は尽くさせていただきます。
詳しくはMixについてのページを見ていただければと思います。
Twitterでも問い合わせは受け付けますので、わかんないことがあったらTLでも
DMでも聞いていただければと思います。


いろんな移ろいがある歌ってみた界隈ですけど、いいものをつくるお手伝い、是非やらせてください!



Mixご依頼の方はこちら!



【歌ってみたMix】
(納期3日〜14日)

Mix+Mastering+Movie Encode=¥10,000-
(ピッチ・タイミング修正、ケロケロ、コーラス生成コミ)
ニコニコ動画やYoutubeに投稿できる動画形式で最終納品いたします。
※コラボの場合、1人追加ごとに¥2,000-がプラスとなります
→2人コラボの場合、基本の¥10,000+1人分の追加料金¥2,000が合算され、¥12,000-(1人あたり¥6,000)
※ピッチ・タイミング修正が不要な場合は作業料を減額(半額に)します。ご相談下さい。


歌ってみたMixに限り、高校生までは学割を適用致します。
→高校生まではソロ曲は半額の¥5,000-にて対応いたします。ご相談下さい。

【30秒動画Mix】(納期3〜7日)
Mix+Mastering+Movie Encode=¥2,500-
(ピッチ・タイミング修正、ケロケロ、コーラス生成コミ)


過去のお手伝い曲はこちらでチェックを!
【MixMylist】
▶︎http://www.nicovideo.jp/mylist/45473925



※キー変更は無料ですので、お気軽にご相談下さい。
※トラック数での値段の変動はありません。
※修正に関しては基本的に全対応しますが、素材上不可能な要件にはお応えできないことがあります。

※途中キャンセルは作業の進捗によってキャンセル料を頂くことがあります。
※Mix後のトラックの差し替えには対応いたしますが、それによって発生する作業見合いでは追加費用が発生することがあります。
※納期に関しては原則依頼順に対応させていただきます。急ぎの方は事前にご相談下さい。

お支払い方法
銀行振込(ジャパンネット銀行/楽天銀行)/ギフト券(Amazon)

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Mixの依頼とファイルの送付はこちらからお送りください。

2015年4月7日火曜日

リハスタ独録ノススメ。

最近録音に関しての話をすることが多くてですね。
皆さんやはり録音する環境に関しては割と困ってらっしゃる様子。
自宅で歌うとなると家族や同居人、近隣住民への遠慮も生まれるし、
コンデンサで録ったりすると色んな反響音も広いがち。
ですので、スタジオ録音をお勧めしたいです。

でも”スタジオ録音=高い”というイメージが先行して、
「自分には縁のないこと」という印象を持ってる人も多いと思います。
でも、使いようによってはお得にスタジオを利用できるんです。
 
ここでいうスタジオは「レコーディングスタジオ」(レコスタ)ではなく、
いわゆるバンド練習で使われる「リハーサルスタジオ」(リハスタ)です。
レコスタは確かに高いです。 レコーディング目的でスタジオ機材も使用しますし、
オペレーター費も掛かってきますので。
でも、自分で録音機材一式を持っているのなら、リハスタで宅録を
(この場合”宅”ではないので、”独録”とでも言いましょうか。)
してしまえばいいんです。

自宅の環境よりは確実に静かで誰にも邪魔されず、反響音などの
環境ノイズも多少はマシ(リハスタもある程度の吸音がされています)
なので、自宅で苦労するよりはきっとノビノビと歌うことができると
思いますよ。

で、問題はお値段だと思いますが、ここで僕がバンドリハでよく使う
スタジオペンタ渋谷ジュークハウスの料金表を参考にしてみましょう。












表の金額は1時間単位なのですが、注目すべきは最下段のPersonalというところ。
これは、「個人練習」というのですが、ここではなんと1時間510円なんです。
ちなみに個人練習は2人まで入れるところがほとんどで、それでも1000円程度。
(このスタジオでは820円ですね。)

これは当日予約の入っていない時間帯を安価で貸すサービスで、
大半のリハーサルスタジオで同じようなことをやってます。
基本的に前日か当日しか予約できないんですけど、例えば平日の昼間などの
予約の少ない時間帯であれば、その時間に動ける学生さんとかはかなり狙い目。
(ちなみに週末の深夜も意外と取れます。)

スタジオの予約の仕方も簡単。電話一本です。 苦手な方のためにテンプレ書きます。
まず、スタジオ使うの初めてなら冒頭に「初めてです」って言ったほうがいいです。
正直に言えばスタジオの電話口の方が親身になってくれますw で、
「すみません、個人練習で入りたんですが、◯時からって大丈夫ですか?」
これだけ。予約には会員証必要ですけど、最初は会員証持ってないと思うので、
 「まだ会員じゃないので、(会員証は)今日行った時に作ります」
と言えば大丈夫です。
運悪く空いてなかったら「わかりました。ほか当たりますー。」でOK。
ね、簡単でしょ?

夜帯であれば、カラオケ行くよりも安いし、絶対のびのび歌えるので、
お勧めします。録音だけじゃなくて、本来の”練習”で使うのももちろんいいですよ。
ちなみにスタジオによってはオプションでマイクの貸し出しもあります。
(時間あたり100-200円とか、そんなもんです。)
普段使ってるマイクと違う機種で歌うのもいいと思います。

長々書きましたが、まとめると
「リハスタで個人練習で独録がオススメ!」ということです。

2015年3月27日金曜日

Mix依頼の再開に関して。

昨晩Tweetしましたが、そのまとめです。
ニコニコやMixのお手伝いについて、スタンスを変えようと思います。
今週末の作業の進捗によっては、依頼受付再開します。
でも今後はちょっとだけ、かねてから告知の通り、受ける条件を少しだけ厳しくします。

今まで、「音源を出したいけど、どうしていいかわからない」
という人のバックアップまで視野に入れてMixの作業を受けてきましたが、
ちょっといろいろ心境の変化がありまして。
全体的な方針として、
「誰の曲でもお手伝いします」から、
「より良いものを作りたいと思って努力している人のお手伝いします」
にシフトしていきたいと考えています。

具体的にはいくつかあるんですが、例えば素材に関して。
今までスマホ録音とかでも録音状態次第では受けてましたが、
オーディオインターフェースの使用は必須化します。
理由は「録音素材のクオリティを一定水準以上にしたい」です。
音質の悪い録音素材をこねくり回すことはマイナスをゼロにする作業で、
しかも割と時間を取られてしまうので。

あと、大幅なピッチ修正を前提とした依頼は受けません
あくまで”歌ってみた”なので、ちゃんと歌ってもらいたいです。
目安としては例えばサビを丸ごと直さないとダメ、はNGです。
※もちろん、ポイントで必要な修正は対応します。
ちなみに、コーラスの生成に関しては一旦応相談ということで。
 
加えて、Mixの依頼書に関しては提出は必須化でお願いします。
「どういうMixに仕上げればいいか、どこをこだわりたいか」という情報を
共有できないと、作業する僕も仕上がったMixを待つ依頼主さんも方向が
バラバラになってしまうので。

あと、これは敢えて明言するんですけど、
「Mixしてくれる人なら誰でもいいです」的な雰囲気のオーダーは受けません。
時間もリソースも有限ですし、時間はそういうオーダーにではなく、
積極的にお手伝いしたい人の為に使いたいと思っています。

依頼受付再開の際にはまたついフィールを更新しますので、
依頼の際にはそちらをご確認ください。

2015年3月16日月曜日

ブリキノダンス、Remixしました。

久しぶりの更新ですね。
Mix事例、というかRemixの事例を書きたいと思います。
Re:makerさん(@Remaker_)のブリキノダンスをRemixしました。 
【Re:maker】ブリキノダンス【ハイハイ言うリミックス( ´ ▽ ` )ノ】

ニコニコでMixのお手伝いをするようになってから半年ほどなんですけど、
チョイチョイ名前を見てた曲で、くろすけさんという方の投稿でもお手伝いを
したことがあった曲なんですが、 ひょんなことからオケを作ってみることに
なりまして、製作したRemixでした。

もともと日向電工さんの曲で、ギターが印象的な曲だったのですが、
それをDIVELAさんがダンスミュージックにアレンジされており、
「これをニコイチにしたら面白いんじゃない?」という発想からスタートしています。
なのでイントロはDIVELAさんのオケを加工したもの、全編通しては
オリジナルバージョンのオケの加工したものがパーツとして使われています。
最初は全部マッシュアップ(複数の曲を1つの曲に合体させる手法)で
新しくドラムを打ち込んだりパートを足すつもりはなかったんですけど、
結局それなりに打ち込みも使っています。

テンションが上がる感じにアレンジをしたかったので、基本的には
4つ打ちのキックを多少強調し、疾走感がある感じを出したかったので、
シンセでオリジナルのリフを追加しています。
本家のオケは活かしつつ、というコンセプトで作っていたので、
それが埋もれない程度に色々シンセで装飾しつつ、ボーカルは加工多めで
メタリックな感じに仕上げてみました。 
ちなみに使っているオケのトラックはそれほど多くなく、16trくらいですが、
声モノが多かったのでトータル46trくらいになってますね。
(つまり声モノで30trくらい)

Remix名は曲の中でアクセントに入れている「ハイ!」のボイスが由来です。
よろしければコメントで是非ハイハイ言ってください。( ´ ▽ ` )ノ

おかげさまで、聞いていただいた方にはご好評をいただいているようで。
是非このオケを広めてもらいたいと思いまして、音源を公開しています。
ご希望の方は上記のRe:makerさんの動画の紹介文にリンクがありますので、
そこからダウンロードをお願いいたします。
いろんな方々に歌ってもらえればトラックの作り手としては幸せです。

2015年2月19日木曜日

現在ご新規様のMix依頼は休止しています。

おかげさまで、昨年8月以降絶え間なくMixの依頼を頂いているんですが、
最近は特に依頼やご相談を受けるペースが早まってきており、
作業がなかなか追いつかない状況になってきております。

今(2/19)時点で、9件素材をお預かりしており、素材待ちが他に2件、
3月中旬には別途3件ほどMixの予定があるため、しばらくの間、
依頼の受注に関しては休止をさせていただきます。

具体的にはご新規様のMix依頼に関しては全般的に休止、
知り合いの方に関してはスケジュールのご理解をいただける方のみ
お受けさせていただくという感じです。

3月上旬くらいにはある程度作業も進み、この規制も緩められるかなと
思っていますので、すみませんが、よろしくお願いいたします。
受注再開に関してはTwitterやこのブログにてご案内します。

また、依頼の際にご確認いただきたい内容一式をこのブログの
Mixをご依頼のかたはこちら」、並びにTwitterのついフィール
記載しておりますので、ご一読ください。

2015年2月4日水曜日

ピッチ修正にまつわるエトセトラ。

しばらく書いてないなぁと思って振り返ると年末以来とは。
まさに1月は行く、ですね。そして2月は逃げる、3月は去るのでしょう。

相変わらず切れ間なくMixのご依頼を頂いております。
去年の夏、Mixの依頼を受けはじめた頃は短時間の作業でサクサクと
たくさんの人のものを対応しようと思ってたんですけど、
性格のせいかどうしてもいろいろ時間を掛けて作業することが
多くなってる傾向がありますね。

というわけで、表題なのですが、前にも似た様なエントリーを書きました。
ピッチ修正が入った時点で、音程のミスは歌い手ではなくエンジニア側の
問題になる、という件でしたが、そういう重い話ではなくて
もう少しツール的な話をしましょうか。

僕はピッチ修正のプラグインは基本的に3つほど使い分けてます。
一つはAutotune、もう一つはMelodyne Editor、
さらにもう一つはLogic Xのピッチ修正機能(Flex Pitch)ですね。
使い分ける基準は素材のもともとのピッチと作業の量によります。

Autotuneは一番作業が少ないパターンの時に使いますね。
ほとんど補正しなくていい場合。でも少しだけ直したいというときに
ポイントで使ったり、概ね合ってるけど少し気になるところがある場合に
Autoモードで弱めに掛けて自動補正したりします。
この右端のボタンがAutoの時がAutoModeですね。
左のキーとスケールに合わせて自動的にピッチをコントロールしてくれます。


Melodyneはそれよりも修正箇所が多い場合や、ケロ音をつけたい場合に
よく使います。ケロ音はAutotuneの独壇場のイメージありますけど、
個人的にはMelodyneで作ったものの方が好みです。
操作性の良さもメリットの一つですね。


一度取り込みさえすればグラフィカルでわかりやすいのが
Melodyneの最大のウリの部分ですよね。





ただ、AutotuneとMelodyneは取り込むと発音のタイミングを修正を
する際にはそれぞれのソフト上で直さないといけないので、ちょっと面倒もあります。
でも個人的にはMelodyneの音質が一番好みですね。


で、Logic Xの標準のピッチ修正機能(Flex Pitch)です。
これはもっとがっつりと直したい時やコーラスパートを主線から作るときに
よく使っています。
僕は普段Ableton LiveというDAWで作業するのですが、わざわざ別のDAWの
Logic Xも併用するのはこの機能が使いたいからですね。

Melodyneとよく似たインターフェースですが、
できることもよく似ています。








コーラスパートが多い曲はこのソフトで一旦全て取り込んでから並べて、
全パート再生しつつピッチのずれているところを直すという作業をします。
Ableton Live上でMelodyneやAutotuneを必要なパート分複数起動して…
というやり方も出来なくはないのですが、それよりはシンプルに一つの画面で
集中して作業に没頭できるLogic Xの方が僕は好みですね。
コーラスが多い曲は全体的にピッチをバシッと整えることも少なくないので、
作業量が多く、画面を行ったり来たりするのは結構ストレスなんですよね。
若干音質が変化する印象があるので、そこは気をつけてます。

他にもWAVESのTUNEやiZotope NectarのPitch Editorなども持ってはいますが
あまり使ってはいないですね。(できることは概ね他ソフトと同じです。)
ピッチ修正は割と時間と手間が取られる作業なので、効率良く作業できることを
優先してツールを使い分けてる感じです。
以上、ただのツール紹介でした。